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OPS AI Labによる成果について

AIによる事業戦略

オープンアップシステム(以下:当社)は現行のビジネスモデル × AI利用により、顧客への新たな価値提供を事業戦略としています。

  • AI駆動開発手法の確立による高い生産性のシステム開発を提供
  • AIエージェントによる業務効率化事例をテンプレート化して提供
  • 進化するAI技術のトレンドの研究や検証を行い、自社技術へ取り込む

以下、当社のAI活用による経過と実績をご紹介させて頂きます。

自社フレームワークとAI活用による開発高速化の当初目標

今期、当社フレームワークとAI活用により、開発期間を約50%短縮という目標を掲げていました。そして当初考えていた生成AIの利用方法としては、次のようなことを想定していました。

  • 設計書等のドキュメントのサンプル作成
  • ソースコードのサンプル作成
  • 環境構築の手順書の作成

振り返ると、当初想定していたこの利用方法は、結果として大きな認識の相違があったことが明らかになりました。

AIに対する認識の変革

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社様にご協力頂き、社内でエバンジェリストセミナーを開催して頂きました。

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 五十嵐建平氏によるAmazon Q Developer(Amazon Q Dev)に関するセミナーを開催しました – 株式会社オープンアップシステム

それを契機として、AI利用に対する考え方が大幅に変わりました。AIは単なるサンプル生成ツールではなく、業務を自律的に遂行するエージェントとして活用することで、真の価値を発揮することに気づきました。

AIアシスタントではなく、AIエージェントを導入

認識の変革に基づき、AIに関する方針を刷新し、AIエージェントを正式に導入しました。
利用するAIエージェントはオプトアウトされた安全な環境で稼働しており、情報保護とコンプライアンスを確保しています。
そのような環境のもとでAIエージェントの利用を始め、自律的に設計・ドキュメント作成・コーディングやテストを行っています。
AIエージェントは、人間の不完全さも許容しており、誤字脱字や言い回しも理解しています。また、ソースコードの全体構成や作業順序まで判断します。そのように考える能力を持っている為、人間が細部まで指示する必要がなく、スピードと精度の両立が可能となっています。
AIに業務を任せることを前提としたプロセスを体験し、従来の想定を超える効率化と品質向上が期待できました。

全ての開発者がAI Ready、全ての開発でAI利用を徹底

最初の1か月は、AI活用の浸透が必須の課題でした。
AIエージェントをすべての開発者が常時活用し、すべての案件でAIエージェントが開発を行う体制の実現を目指しました。この目標に向けて、定期的に状況を確認しながら理想に近づけることにしました。

既存システムでAIエージェントの成果あり

約2か月後、既存システムの改修案件で本格的なAI活用を開始しました。
その結果、実装やテスト工程で大幅な期間短縮を実現し、特に内部設計では劇的な効果が得られました。
この成果により、開発プロセスは従来の枠組みを超え、テスト後に内部設計を行う新しい開発プロセスへと進化しました。
また、開発者ごとにバラつきがあった成果物の品質は一定水準以上に改善され、後続のテスト工程では障害発生率が減少しています。

AIを活用した開発効率化は次々と広がり続けている

AIエージェントは様々なAI活用事例を生み出しています。事例としては次のようなものがあります。

  • AIエージェントが作業した成果物を、別のAIエージェントがレビューを実施
  • ソースコードさえ残っていれば、他社ベンダーが開発したシステムでも仕様書・開発方針・コード規約などを作成
  • ローコード開発においても、ソースファイルを解析して手順書を作成
  • 膨大な資料やログファイルも、AIエージェントが素早く解析
  • インフラ基盤やデータベースも全体の構成を素早く理解して、適切に更新や構築を実施
  • 教育研修の題材としてもAI駆動開発を採用

すべての開発行程でのAI利用を目標に設定

主に実装フェーズを中心に実績が上がったことに伴い、さらなるAI駆動開発の飛躍を目指し、他のAIエージェントの導入も決定しました。マルチAIを用いることにより、すべての開発工程で有効にAIを利用し、さらに開発を高速化することを当社は目指します。

当社は幅広い領域における価値提供を通じて、お客様とともに新たなビジネスの可能性を切り拓いてまいります。