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【TID×OPS】 秋季インターンシップ 中間レビューを実施しました

株式会社オープンアップシステム(以下、当社)では、東京情報デザイン専門職大学様との連携による実践型インターンシップの中間レビューと社長・開発部の本部長によるレビューを実施いたしました。

本プログラムは昨年度の春季・秋季、今年度の春季に続き4回目の実施です。 今回は大学3年生5名をお迎えし、9月1日から約2か月間にわたって取り組んでいただいています。

現在はプログラム後半のPhase 3に入り、企画の実装に向けた開発が進んでいます。

前回の記事はこちら:4回目を迎えた実践型インターンシップ!AI活用×課題解決に挑みます

インターンシップの概要

今回のインターンシップでは「AI活用 × 課題解決」をテーマに、地域の産業イベントに出展するAI体験コンテンツの企画・開発に取り組んでいただいています。

来場者が「AIってこんな事ができるんだ」と楽しみながら実感できる体験を、学生自身がゼロからアイデアを出して形にしていくプログラムです。
会社が答えを用意するのではなく、企画の方向性から学生たち自身で考えるところが、このインターンシップの大きな特徴です。

中間レビューで見えた学生たちの成長

中間レビューでは、学生たちがプログラム前半の約1か月間で考案した6つのAI体験企画を発表しました。

・画像認識AIで子どもが描いた絵を分析してキャラクター対戦を楽しむ企画
・画像生成AIでオリジナルの力士を作ってデジタル相撲を行う企画
・音楽生成AIで自分だけのBGMを作曲してリズムゲームで遊ぶ企画 等

それぞれ異なるAI技術を活かしたユニークなアイデアが並びました。
どの企画にも「体験後に持ち帰れる成果物」が用意されており、シールやカード、キーホルダーなど、子どもたちの思い出に残る工夫が詰まっています。

活発な議論と、当社社員との交流

印象的だったのは、発表後の質疑応答の場面です。

学生同士で「この企画、もっとこうしたら面白くなるんじゃない?」とアイデアを出し合ったり、当社社員からのフィードバックを真剣にメモを取ったりと、終始前向きな雰囲気の中でレビューが進みました。

「本当に2〜3分で終わる?」「小さい子でも操作できる?」といった実務的な視点からの指摘に対しても、学生たちは臆することなく自分たちの考えを説明していました。
最初は緊張した面持ちだった学生たちが、1か月の間にここまで堂々と発表できるようになったことに、私たちも驚かされました。

また、企画の中には顔写真を扱うものもあり、「個人情報をどう守るか」という点まで学生自身が対応策を考えていたことも印象的です。
技術的なアイデアだけでなく、安全面への配慮も含めて自ら考える姿勢は、社会人にとっても大切な力です。

こうしたやりとりを通じて、学生と当社社員の間に自然な信頼関係が生まれていることを感じました。

社長レビューを経て、いよいよ開発フェーズへ

中間レビューの後、細井社長およびソリューションビジネス本部長によるレビューを実施いたしました。
社長・本部長からは、学生たちの企画を実際のビジネスとして成立させるために、次の5つの観点でフィードバックがありました。

▲緊張しながらも堂々とプレゼンを行うインターン生
▲発表内容の良かった点や改善点を交えながら、
さらなる成長につながるフィードバックを伝える細井社長

① コスト
AIサービスの利用料だけでなく、シールやカードなど来場者に配る成果物の素材・印刷費まで含めて、想定来場者数に対して現実的な予算を組めるか。

② 法務・権利
AIが生成した画像や文章の著作権はどうなるのか。顔写真を使う企画では肖像権や個人情報の保護をどう担保するのか。
技術的に「できる事」と「やっていい事」は別だという視点です。

③ 体験効率
イベント当日は多くの子どもたちが来場します。
1人あたりの体験時間をいかに短くしつつ満足度を保つか、ブースの導線・必要な機材数・スタッフの負荷まで含めた設計が求められます。

④ 集客力
どれだけ良い体験を用意しても、ブースの前を通りかかった人が「やってみたい」と思わなければ始まりません。
遠くからでも内容が伝わる展示やキャッチコピーの工夫が必要です。

⑤ 教育性
AIの便利さだけを見せて終わりではなく、「AIがどう判断しているのか」「どんな限界や危険性があるのか」まで子どもたちに伝えること。
今回の企画で最も大切にしてほしいポイントです。

いずれも技術力だけでは乗り越えられない、実際のビジネスで求められる視点です。

「5つの基準でもう一段磨き上げて、2〜3案に絞り込んでほしい。本気で作り込んでみてください」という言葉に、学生たちの表情がぐっと引き締まる場面もありました。
厳しくも期待のこもったフィードバックを受け、全員の目に一層の意気込みが見えました。

現在は社長・本部長レビューで示された基準をもとに最終候補を絞り込み、実際に動くプロトタイプの開発に取り組んでいます。
プログラムの最終フェーズでは成果発表会も控えており、学生たちがどのようなAI体験を形にするのか、楽しみにしています。

       ▶発表とレビューを終え、
       安堵の表情を見せるインターン生たち

当社は、教育機関との産学連携を通じて次世代の人材育成に取り組んでおります。
「AIを使える」だけでなく、「AIを活かして人に届ける」力を育てること。それがこのプログラムの目指すところです。

成果発表会については、プログラム終了後に改めて発信いたします。どうぞご期待ください。