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『第7回エヴァンジェリストセミナー』を開催しました

― AIエージェント時代に向けて、開発と仕事の在り方を考える ―

2026年4月15日、株式会社オープンアップシステム(以下:当社)ではアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下:AWS)ソリューションアーキテクト 宇加治 邦生 様をお迎えし、「第7回エヴァンジェリストセミナー」を開催しました。

本セミナーは、
「エンジニアや企業が市場価値を高めるために、今キャッチアップすべき技術トレンドを学ぶ」
ことを目的に、定期的に実施している社内イベントです。


生成AIやAIエージェントの進化を背景に、これからのソフトウェア開発や業務の在り方がどのように変わっていくのかについて、実例を交えながらご講演いただきました。


今回のご登壇者

AWS ソリューションアーキテクト
宇加治 邦生 様

建設・不動産・物流・鉄道など、幅広い業界での技術支援経験をお持ちで、現在はAWSにて、クラウドおよびAI技術を活用した顧客の課題解決を担当されています。


セミナーテーマ

AIエージェントが前提となる時代の、開発と仕事の変化

講演ではまず、ソフトウェア開発におけるAIの進化について整理いただきました。

これまでのAIは、コード補完や単発のコード生成といった「支援ツール」として活用される場面が中心でしたが、近年は 仕様理解・設計・実装・テストといった工程を横断的に担うAIエージェント が登場し、人とAIの役割分担そのものが変わり始めている ことが語られました。

人が細かく指示を出すのではなく、ゴールや前提条件を共有しながら AIと協働して開発や業務を進めていく――
そんなスタイルが現実的な選択肢になりつつあることが示されました。


 AI活用の鍵となる「仕様」と「言語化」

セミナーを通して繰り返し強調されたのが、AIを活用するためには、人間側が考えを言語化することが重要 という点です。

・ 何を実現したいのか
・ どこまでを期待するのか
・ 前提条件や制約は何か

こうした要素が整理・共有されているほど、AIのアウトプットも安定し、実務で活用しやすくなるという考え方が紹介されました。

この視点はソフトウェア開発に限らず、企画・設計・提案・資料作成など、日々の業務全般にも通じるものとして、多くの参加者にとって印象に残る内容となりました。


AIエージェント活用の具体例から見えた可能性

講演では、AIエージェント統合型のシステム開発環境 Kiro を例に、AIエージェントを活用した具体的な取り組みやデモンストレーションも紹介されました。

データの分析や整理、情報収集、資料作成といった作業を自然言語で指示する様子が示され、
AIエージェントがエンジニア業務にとどまらず、幅広い業務で活用できる可能性が伝えられました。

AIは特別な存在ではなく、日常業務の中で人の思考や作業を補助する存在になりつつある――
そうした変化を実感できる内容となりました。


AIエージェントを「作り、システムに組み込む」

本セミナーでは、AIエージェントを「使う」だけでなく、業務やシステムの中にどのように組み込んでいくかという視点についても触れられました。

その一例として、AIエージェントを本番環境で安全に実行・運用するための基盤であるAmazon Bedrock AgentCore にも言及がありました。

AIエージェントの実行環境や権限管理、外部システムとの連携といった点を踏まえ、AIエージェントを継続的に活用・改善していくための土台が重要になるという考え方が示されました。

AIエージェントは単体で完結するものではなく、既存システムや業務プロセスの一部としてどう位置づけるかが鍵になる――
そんな視座を得られる内容でした。


質疑応答:AI時代に人が価値を発揮するために

質疑応答では、

・ テストやレビューをどこまでAIに任せるべきか
・ 営業・企画業務でのAI活用の考え方
・ 新人育成・人材育成において求められる力

といった、実務に直結するテーマについて活発な意見交換が行われました。

AIの活用が進む一方で、課題を整理する力、問いを立てる力、判断する力は人に求められ続けるというメッセージが共通して語られたのも印象的でした。


まとめ

第7回エヴァンジェリストセミナーでは、生成AIやAIエージェントを題材に、

・ 技術の進化そのもの
・ 開発や業務の進め方の変化
・ これから求められる人材や役割

について考える貴重な機会となりました。

当社では今後も、こうした技術トレンドを学び続けながら、人と技術が共に価値を生み出す組織づくりに取り組んでまいります。