IHI様 導入事例

株式会社IHI
社会基盤事業領域 都市開発SBU 企画管理グループ
河内氏・古川氏
事例ポイント
お客様の課題
- Excel運用による煩雑かつ属人的なアナログ業務
- 現担当者に何かあったら、業務推進が出来なくなるリスク
- データの集約化が出来てない
課題解決の成果
- 業務効率の向上。
- システム化したことにより、属人的な部分をシステム化に成功した。
- EXCELやパワーポイントで管理していたデータのデータベース化に成功し、データ活用が出来るようになった。
導入ソリューション
- 受託でのフルスクラッチ開発
背景・課題
IHIグループの保有不動産のポテンシャルを最大限に引き出すべく、全国の事業所・社宅跡地等を開発し、その中でも首都圏を中心に賃貸事業、分譲事業を展開してまいりました。
特に造船工場跡地の豊洲では,都心最大級の再開発事業を主導しています。また、遊休地の有効活用として、鹿児島においてバイオマス発電やメガソーラー発電事業を展開、近年は砂町地区をはじめとした首都圏での物流施設事業にも注力し、環境対応・社会貢献に取り組んでいる、そんな都市開発SBUの業務効率化をお手伝いさせて頂きました。
以下のような課題が存在していました。
- 会社全体の基幹システムが業務にマッチしていないため,業務が属人化していた。
- リソース不足によって改善策を実行に移せなかった、途中で鈍化してしまった。
- データの蓄積が上手くできておらず、資料作成や検索に時間を要していた。
- Excelでの作業が中心でヒューマンエラーが頻発していた。
解決策と効果
- 限られたリソースで改善策を実行するため、可能な範囲(都市SBU内で完結する業務)から着手、オープンアップシステム(以下OPS)に開発を依頼することでOPSからの提案型でのプロジェクト実施により、少ないリソースでも推進することが可能となった。
- Excelで行っていた業務をシステム化することによって、担当者の負担を軽減でき、ヒューマンエラーが減り、資料作成も効率的になった。
- データ化出来てない物についても、システムに登録する事で契約期限のアラームや契約ワークフローを回せるようになったので業務効率が上がった。

今後の展望
既にフェーズ7まで追加開発が進んでいるが、まだ着手が出来ていない業務があるのでシステム化(集約一元管理)しつつ誰でも使いやすいようアップデートしていきたい。
またデータ蓄積が出来るようになってきたので、データ活用した見える化や分析などが出来るようしたいと考えています。

OPS担当者からの声
導入当初は、EXCELからの運用を変えるにあたり、現状の運用から大きく逸脱しないような作りを考えました。
具体的にはEXCELからのインポート、エクスポート機能を設け、画面でもEXCELでもどちらでも作業が可能な様にしシステム化への抵抗感を無いように提案をしていきました。
苦労をした点は、EXCELでの複雑な計算式を読み解いて、システムに落とし込む必要があり、間違いがないかの確認に注意を払いました。
